積雪地での屋根形状

積雪寒冷地である札幌の住宅では、積雪が要因となる屋根のトラブルが多く発生します。人口100万人以上の都市で、年間降雪量が500cmという気象条件は世界的にも少なく、積雪寒冷地の中では世界をリードする都市です。

積雪による屋根のトラブル
・すがもれ
・氷柱(つらら)
・融水排水管の凍結
・雪庇
・雪下ろし作業中の落下事故
・屋根からの落雪による人身事故
・屋根からの落雪による近隣トラブル

屋根雪を落とすことは構造体や防水処理に無理がなく種々のトラブルを回避で来ますが、住宅密集地では隣地(道路)との間に堆積スペースを確保しづらく自分の敷地外へ落雪が予想される場合は、無落雪屋根をお薦めします。
北方建築総合研究所より屋根雪の滑落飛距離の簡易計算ファイルが無料ダウンロードで敷地の堆積スペースを計算出来ますので屋根リフォームの際はご活用ください。

無落雪屋根は
・M形屋根(樋を作り排水する、札幌では30年以上の実績)
・フラット屋根(屋根板金の性能向上で1/10勾配以下も可能)
・非滑雪勾配屋根(雪止め金具・立はぜ・粗面の屋根葺材等)

屋根リフォームに関しては、天井や屋根の断熱・気密性能を確保する事と小屋裏に外気を取り入れて換気することで、暖房熱が屋根面に伝り難く、多くのトラブルを回避することが出来ます。